■次期「スペーシアギア」を思わせる「パパボクキッチン」とは
2024年2月10日から12日にかけ行われた「大阪オートメッセ2024」。このイベントで、スズキは「スペーシア」のカスタムコンセプトモデルである「スペーシアギア パパボグカスタム」を展示しました。
【画像】「えっ…!」これが「次期型スペーシア!?」です!画像で見る(25枚)
その外観に「次期スペーシアギアをイメージしているのでは?」とも囁かれているこのコンセプトカー。その詳細について、尋ねて来ました。
スペーシアは、2013年2月に発売を開始した軽スーパーハイトワゴン。その人気は高く、派生モデルとしてデザイン性と存在感を高めた「スペーシア カスタム」や、商用モデルの「スペーシア ベース」といったバリエーションも展開されています。
また、2023年11月には3代目となる新型「スペーシア」「スペーシア カスタム」が発表されました。
一方でSUVテイストを足した「スペーシアギア」の新型モデルについては未だ登場していません。
そんな中、スズキが「東京オートサロン2024」で公開したのが、今回「大阪オートメッセ2024」でも出展した「スペーシアギア パパボクキッチン」。公式サイトでは「自然の中で趣味やレジャーに使いたくなるスペーシアのコンセプトモデル」「親子でアウトドアや料理を一緒に楽しむ」などと記載している通り、アウトドア風のカスタムが凝らされています。
フロントパネルはよりインパクトのあるデザインに変化。さらに5スロットルのフロントグリルを装備し、全体的に「ジムニー」を思わせるような姿になっています。
カラーリングはカーキと濃いイエローで塗装。また後席から荷室にかけてキッチンスペースを設けるなど、いかにもアウトドア向きな印象の車両です。
その印象的な外観も相まって、発表以来「次期型スペーシアギアでは?」などと噂されている「スペーシアギア パパボクキッチン」。
しかし、会場のスタッフによれば「あくまでスペーシアをキャンピング向けにカスタムしたらどうなるか?」を想像したコンセプトモデルであり、具体的に次期型「スペーシアギア」をイメージしている訳ではないそうです。しかしその関心度は会場でも高く、多くの家族連れがパパボグカスタムのことを見ていました。
次期スペーシアギアはどうなるのか。近い内に登場するかもしれない次世代モデルが楽しみです。
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これがジムニー顔に見えるくるまのニューススタッフは、マツダ顔やトヨタ顔の見分けがつかないはず。